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学資保険

概要

子供の学資資金の準備はできるだけ早めに将来の目標額を決めて積立を始めることが重要です。子供が産まれた時点でおおよそ必要な時期が決まります。

また、子供の進路によっては将来の必要額は大きく変化しますので、公立、私立、自宅通い、下宿など将来の進路を見据えて、子供が小さいうちから早めに積立ておく方がよいでしょう。

大学卒業までにかかる費用 注: 高校1年、大学1年の費用には、入学費用が含まれます。 注1: 高校の費用は、国公立・私立を合わせた全体の平均です。
注2: 高校の費用は、入学費用も含まれます。
注3: 高専・専修・各種学校、私立短大は、修業年限を2年として算出しています。

日本政策金融公庫(国民生活事業)「教育費負担の実態調査結果(勤務者世帯)」(平成25年7月実施)

学資保険とは

学資保険は子供の将来の教育費を準備するための保険です。一般的にはかんぽ生命(旧郵便局)の「学資保険」が有名ですが、その他に民間の生命保険会社で扱っている学資保険の商品があります。

学資保険は大きく分けて、子供の病気やけがに備える「バランス重視型」か「将来の教育費を重視した「貯蓄重視型」があります。

契約者に万一のことがあった場合や子供がけがをした時の治療費が心配でしたら「バランス重視型」ですが、貯蓄と割り切って満期金(お祝い金)を重視するなら「貯蓄重視型」を選ぶと貯蓄性は高くなります。

最近では保険会社によって特徴のある商品も販売されていますので、比較をしながら、目的に合った商品を検討する方が良いでしょう。

ここでは、一般的な「学資保険」の特徴について記載しております。

  1. 子供の進学時期に合わせて満期金(お祝い金)が受け取れる。
  2. 保険料の払込期間中に契約者に万一のことや高度障害になった場合、保険料の免除や育英資金を受け取れるタイプもある。
  3. 子供の病気やけがに備えた医療保障が付加できるタイプもある。

これらの保険には保障を備えた「バランス重視型」と保障を削ることで満期金を高めた「貯蓄重視型」があります。

「貯蓄重視型」

払込保険料より受け取る金額が増えるタイプの保険です。一般的には「子供の医療保障」や親に万一のことがあった場合の保障がない分、将来の学費にかかる「学資資金」の積立をメインに考える場合に、活用できるタイプと言えます。

「バランス重視型」
  • 契約者(親)の保障
    契約者(通常は親)が亡くなった時に一時金あるいは育英年金が支払われる保障が付いたタイプです。
    契約者である親に万一のことがあると、教育資金が確保できず思い描いていた進路に進めなくなる可能性があります。そのような場合にその後の、保険料が免除され、育英年金が受け取れるものもあります。

  • 子供の保障
    子供が病気やけがで入院や手術をした場合に給付金がおりるタイプです。
    地区町村によって違いますが、子供が小さい内は医療費の助成金を受けられるので、実際の治療費は少額で済むケースが多いのですが、看病で仕事を休んだ場合の収入減や通院の際の交通費などの支出が心配であれば、検討してみましょう。

学資保険の考え方・選び方

一般的には小学校~高校までの間の教育費は生活費の中でやりくりされることが多く、学資資金は高校・大学・専門進学時の入学金や年間の学費の積立と考える方が多いようです。

  1. いつまでに、いくらくらいのお金が必要か?(目標額の設定)
  2. 「バランス重視型」か「貯蓄重視型」にするか?
  3. 支払保険料に対して満期金(お祝い金)は多いか、少ないか?
  4. 契約者(保険料負担者)は誰にするか?

よくある質問

Q1 学資保険に加入する際に注意するポイントはありますか?

学資保険は貯蓄と違い、払込期間中の途中で解約した場合、元本より少なくなることがあります。また、子供の誕生日によっては入学金を払い込む時期に満期金が受け取れない場合がありますので、加入時に満期金が受け取れる時期を確認しましょう。

Q2 保険料の払い方でお得になる方法はありますか?

通常の場合、保険料は「月払い」を選択される方が多いですが、「年払い」や「短期払い」にすることで戻り率(払込んだ保険料に対して戻ってくるお金の率)が若干高くなります。
また、最近では「クレジットカード払い」を取扱っている保険会社もありますので、ポイントを貯めることもできます。

Q3 どのくらいの時期から始めるのがいいのでしょうか?

学資保険の積立は早ければ早いほどいいと思います。理由は2つあります。

 1.積立期間が長いほど保険会社に長くお金を預ける分、戻り率(払込んだ保険料に対して戻ってくるお金の率)が高くなります。

 2.児童手当などの助成金がある間、その一部を保険料に充てることで、実質的な保険料負担が少なくて済みます。

教育資金は必要になる時期があらかじめ決まっていますので、ゴールを見据えて早めに始める方がいいと思います。

情報収集に役立つホームページ

Benesse 教育情報サイト(https://benesse.jp
小学生、中学生、高校生、大学生向けに情報が分かれており、幅広い情報を入手できるサイトです。

財団法人女性労働協会(http://www.jaaww.or.jp
働く女性の妊娠、出産に関する支援、ファミリサポート全般の情報などがあります。

財団法人21世紀職業財団(https://www.jiwe.or.jp
働く女性の活躍推進、仕事と子育てのライフバランスの実現などをサポート。