久しぶりの日記更新となりますm(__)m
新年になったかと思ったら、もう2月です!
1月は、雪に悩まされた1ヶ月だったように思います。
例年にない大雪で、1月23日の地域一斉雪下ろしはニュースでも流れ話題となりましたね。
普段は通勤時間が15分ほどなのですが、雪のせいで1時間半かかった時にはグッタリしましたね。
暖冬が続いていましたが「やはり雪国なんだな!」と、今年は思い知らされました( ̄□ ̄;)
さて、先月の話になってしまうのですが、上越信用金庫様主催の
"闘わないがん治療、粒子線治療セミナー"に参加してきました。
死亡原因の1位であるがんは、男性では2人に1人、女性では3人に1人と罹患率が大変高く、がんに対する医療技術は日進月歩を遂げております。
先進医療と言われる治療方法の一つ"粒子線治療"について、兵庫県立粒子線医療センター院長の菱川良夫先生が来られてお話して下さいました。
粒子線治療とは、放射線を照射してがん細胞を死滅させる治療方法です。
メリットとしては
・照射による痛みが少ない
・がん周辺の臓器を損なわない
・傷あとが残らない
・ピンポイントでがんを叩くことができる
・社会復帰までの期間が短い ・・・などが挙げられるそうです。
手術では、痛みがあったり傷が残ったりしますし、同じ放射線でもX線ではがん細胞の前後にある正常な組織も傷付けてしまう恐れがあります。
ただ、胃や卵巣など適用出来ない器官もありますが、顔や脳などには向いているそうです。
気になる治療費ですが、保険外の治療になるため全額実費で300万円程度だそうです。
いざ、がんになってしまっても、ポンと出せる金額ではないですね~(・△・;)
菱川先生は、
「心筋梗塞などは、すぐに救急車を呼んだり、処置を行わなければいけないけれど、がんは治療方法を考える時間があります。手術をして再発したら粒子線を行っても効果はありません。最初の治療が大切なんです。」
とおしゃっていました。
粒子線を受けれる施設は、全国でまだ6ヶ所(茨城県、千葉県に2施設、静岡県、福井県、兵庫県)しかないそうです。
金額や地域的になかなか粒子線治療を受けるのも難しいような気もしますが、早期発見で、適切な治療方法を選ぶことが出来たらがんは治る時代になったということはとてもいい事だと思いますね!
大変勉強になった1時間半でした。
現在の医療保険やがん保険では
「先進医療の治療を受けた場合上限●●●万円まで実費で保険金をお支払いします」
という先進医療特約が付加できる商品が増えてきております。
いざという時を考えたら、付加しておくことをお勧めします。
特約保険料は月で数百円単位の場合が多いです。
ジュースを1本買う小銭を先進医療特約に回してみてはいかがでしょうか!?